のぞき窓に石英ガラスを採用することにより、電極ホルダーをスライドさせて電池内部でおこりうる現象を分解することなく観察できるようになりました。電池の短絡を引き起す原因ともなるリチウムデンドライトの発生過程などのモニタリングに寄与します。

充放電試験装置に接続して電池の基礎研究・開発からサイクル試験・特性試験まで幅広い測定に対応する実験用セルです。組立、分解が容易でコインセルによる実験のわずらわしさから解放されます。ネジ込み（スウェージロック）式と異なり電極表面にダメージを与えることなく容易に組立てられます。電池試料はスプリングにより適正に圧力が掛けられ耐薬品性に優れたテフロンシールで密閉されて電解液の漏出の恐れを解消しました。グローブボックス内での組立後は外気に接触しても電池試料には影響しません。

電池評価用二極セル（2E-CELL-SUS）と同様コンパクトな設計で、電池の基礎研究・開発からサイクル試験・特性試験まで幅広い測定に対応する実験用セルです。組立、分解が容易でコインセルによる実験のわずらわしさから解放されます。電池試料はスプリングにより適正に圧力が掛けられ耐薬品性に優れたテフロンシールで密閉されて電解液の漏出の恐れを解消しました。グローブボックス内での組立後は外気に接触しても電池試料には影響しません。中央部のリファレンス電極で基準値を設けることで単極の電位をモニタリングすることができ、より詳細な測定データが入手可能になりました。

通常の2極式セルの下ボディーをガラスで製作することにより、電池性能測定である充放電試験/恒温試験の際、電池内部でおこりうる現象をガラスボディー側面より観察することを可能にしました。

このセルは、簡易セルにガス抜きパイプを取り付けたものです。過充電や過放電時に発生するガスの量を圧力から推算し、その成分を分析するために抜き取りパイプをつけています。

電極を入れる電極膨張率測定セル（本体）2E-CELL-ETCを専用スタンドの架台に固定し、支柱に変位測定器としてデジタルゲージを固定して使用する構造になっています。
測定セルの充放電前にデジタルゲージ測定端子をセル中央部に接触させ、固定します。それにより充放電時の電極の厚み変位や最大膨張率が測定できます。（専用スタンド及びデジタルゲージは別売りです）

このセル、液体及びゲルの電気伝導度を測定するためのものです。セル内部の電極間距離は測定時に常に一定に出来る様、工夫されています。
電極間距離、面積、材質などはご指定頂けます。

活物質と導電助材を混合した粉体の電気伝導率を測定するためのセルです。

円筒型電極の発生ガスによる電池内圧を測定するためのセルです

このセルはラミネートセルに使用されるような大きな電極（100×100mm）で電気化学測定を行う為のセルです。電解液量がコイン型セルと比較して多いので、充放電試験の際、発生ガス量が比例して多くなり、その発生量や成分が分析しやすくなります。また、最大5kgf/cm2（可変）の荷重で電極を押さえる事が出来ますので、電極の密着度による特性の変化を測定できます。ご希望により、参照極の取り付けも行えます。（排気ガス用バルブ付）